今日からお盆。
相変わらずの猛暑が続いています。
お教室は休みなので、たまには昔話を…「音楽は国境を超える」の実体験です。
ちょうど17年前の8月15日、だんなの仕事で、ロサンゼルスへ家族で行くことになりました。
娘たちは小1と年中。
海外旅行すらほとんど行ったことのない私…LAなら日本人も多いし、きっとなんとかなるわ!と楽観的に考えていました。
空が青い!日差しが焼けるように照り付け、1年中Tシャツとジーパンで過ごせる街。
大阪にいる時に、LAに住んでいたという人から、Arcadia、San Marinoあたりは学校区が良くて、
治安も良いと聞いていたので、まずは家探し。
Arcadiaは、北の方へ行くとArboretumから抜け出した孔雀が道を歩いているようなのどかな町。
リスも公園や庭にたくさんいます。
「For rent」の札を探してドライブしていると、なんとマンションの1階の裏戸からそのまま庭に出られて、プールまでついてる物件を発見!
台湾人の優しそうなオーナーで、ほぼ即決しました。
Arcadiaには公立の小学校が6つあり、下の娘はkindegartenに、上の娘は2nd gradeに編入。
当時アジア人が8割くらいでした。
日本でも半年くらい英会話スクールに通ってはいたのですが、日本語もままならないまま、いきなり現地の公立校へ入れられた娘たち、特に上の子はまったく英語が通じず、苦労の連続。
初めて話した英語は、「It’s mine!」(笑)
大変な学校生活の中、少しでも協力できることがあれば、と私も必死の思いで、教室内で先生をヘルプするボランティアを始めました。
朝は国旗に向かって胸に手をあて、忠誠の誓いを皆で斉唱することから始まります。
kindergarten のうちからessayの書き方を教わり、事あるごとに「Why?」と先生が聞き、とりあえず「Because」で答えるところが、アメリカらしいところ。
当時からPCやロボティクスの授業などもありました。
ランチは持参で、サンドイッチにピーナツバターを塗ったものや、マクドのハンバーガー、中国人は餃子などなど…
週に1回、学校で焼いてくれるバーベキューのハンバーガーは美味しかったようです。
言葉が通じない不自由さを生まれて初めて体感する中、救いとなったのは明るくて大らかなLAの人たちと気候、日本人の仲間、そして音楽でした…
続きはまた今度。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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