子どものためのヴァイオリン選びはどうする?
「ヴァイオリンを始めさせたいのですが、どの程度の楽器を用意したらよいですか?」
「ヴァイオリンのサイズアップは、どのくらいの頻度でありますか?」
お子様にヴァイオリンを習わせたいと思っている親御さんから
よくいただく質問ですが、
それについて、少し書いてみようと思います![]()
サイズアップの時期
3歳から習い始めるとすると、
1/16、1/10、1/8、1/4、1/2、3/4、そしてフルサイズと、
小学校高学年までの間に
身長や体格、腕の長さ等に合わせて、
6回ほど、サイズアップの時期がやってきます![]()
ヴァイオリンの選び方
ネットでも気軽に購入もできますが、
木材の種類、手工品か機械製か、
フィッティングの材質、
駒や魂柱の調整、
細かいパーツの1つ1つがすべて音に影響します![]()
やはり、お店で手にとって選ぶのが1番なのですが、
分数ヴァイオリンは、在庫を置いていないところも多く💦
当教室では、初心者の方に使っていただきやすく、楽器や音の調整もしやすく、
素直な良い音の出る分数ヴァイオリンを
レンタルもさせていただいています。
成長と共に楽器と弓の質も上がっていく
演奏の腕が上がっていくにつれて、
音程・音質を作っていくのには、
さらに良質な楽器が必要になります。
ある程度のレベルの曲を
弾きこなせるようになってきて、
耳も育ち、
どんな音色がほしいというところまでくると、
倍音の豊かな響きと、高音のきらびやかな音、
深みのある低音ながらも、繊細なニュアンスが可能で、
甘く尚且つ枯れた音のする、など、色々な要求に応えてくれる楽器が
ほしくなってきます![]()
分数楽器でも、手工製で丁寧に作られたものは、
全てではなくても、それに応えてくれます![]()
そして、楽器や弓も年数が経って木が枯れてくると
さらに音が成長します![]()
弾き手によって丁寧に弾き込んでいくと、
音がさらに成長するのが 不思議なところです。
そして、良い楽器になると、
それを鳴らすための良質で操作性のすぐれた弓も
必要になります。
弓によって音量・音質も変わってくるのが
面白いところ。
弓の良質な材料と言われる、
ブラジルのフェルナンブーコは
希少資源となり、輸出が規制されているので、
楽器も弓のお値段も
年々どんどん上がっています。
先生に鳴り方をチェックしていただくのはもちろんですが、
最終的には、
本人が気に入ったもので、予算との相談になります。
当教室では、中・上級者向けの楽器も
何台かレンタルしています。
分数ヴァイオリンを試奏してきました
ちょうどサイズにアップする生徒さんが複数名いらして、
教室のレンタルヴァイオリンも、年々増やしているのですが、
足りなくなり![]()
せっかくの機会なので、
東京まで足を運んで、
分数ヴァイオリンを色々と見せていただきました![]()
色々な楽器を試奏するのは本当に楽しくて、
あっという間に時間が過ぎていきます。
川合左余子先生とも合流し、あれこれ本音トークも![]()
なんと、たまたま置かれていた、ウン十オクのガルネリも
弾かせていただきました。
出る音はもちろん甘い音色で、素晴らしい音なのですが、
音が出た後の伸び方がすごい
やばかったです![]()
音が四方八方に広がって、変化しながら空気を伝わっていく…
なんとも表現が難しいですが…
とにかく貴重な経験をさせていただきました。
大阪に戻ってからも、生徒の試奏について行かせていただきました。
ヴァイオリンをひとしきり試奏した後、
ホールに置かれているピアノを
夢中で弾いている生徒たち…
楽器とともに成長していく生徒たち
楽しみです![]()
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