今日は東音企画さん主催のセミナー第6回目でした。
講師は、所属しています千里バスティン研究会代表の二本柳奈津子先生
バスティンのテキストを使い始めて3年ほど…
実は、家族でカリフォルニアに住んでいた時に、娘のピアノの先生がバスティンのテキストも使っていたのですが、その時はベーシックスシリーズ「ピアノのおけいこ」のみの使用で、娘もピアノよりはダンスや歌に興味があったもので、正直良さが分からず…
今考えれば、バスティン先生のお近くにいたのに、もったいない話なのですが…
ベーシックスシリーズの「ピアノのおけいこ」「テクニック」「セオリー」の3本立てで使うようになってから、初めて良さを実感している毎日です
特に使っていて良かったと思う点は‥
①初期の頃から黒鍵をたくさん使うので、ショパンや現代の黒鍵がたくさん出てくる曲でも抵抗がない
②はじめに5指ポジションを徹底的にやるので、ブラインドタッチの感覚が身につき、目線が楽譜⇄手元と行ったり来たりせず、すらすら楽譜が読める子に育つ
③初めから88コの鍵盤をダイナックに使うので、腕の使い方、後々に出てくる飛ぶ音などもスムーズに探せるようになる
④音程感覚、調性感覚が身につき、自ら表現できる子に育つ
⑤楽典も無理なく楽しく身につけられる (「セオリー」は日本語版でとても詳しく書かれています)
などなど…
ベーシックスの前の「パーティー」シリーズから、イラストも幼児の心理をよくつかんで描かれています
そして、日本の先生方の研究熱心さに感心するばかりです
今回のセミナーは、ベーシックスシリーズの「ピアノのおけいこ」と「テクニック」の教材を中心に、4巻まで終えると「ブルグミュラー25の練習曲」が、自力で正確に演奏するだけではなく、表情豊かに演奏できるようになるための下地作りができるというものですが、今日はその第3巻
バスティンのベーシックスシリーズのみならず、他の色々な場面で応用できるテクニックや、表現の種まきの方法など、色々なことを学びました
最近ではセミナーもほとんどzoomですが、オンラインでの指導方法のアイディア、グッズの活用方法などもわき、非常に勉強になります
早速日々のレッスンに活用させていただこうと思います
ありがとうございました
現在、対面レッスン・オンラインレッスン・動画添削レッスンをしています。