今日は、昨日に引き続き、ヴァイオリン指導法講座サロン内で、今度は勉強させていただきました
テーマは「スタッカート」
ヴァイオリンの弓はフランス人のTourteが、1800年前後に大きな改良を加えて、ヴァイオリンがより大きく、滑らかに響くようになり、
それい伴って、弓の奏法も多彩になりました
その奏法の数、大きく分けて5つ
・ソティエ
・サルタート
・コレ
・リコシェ
・マルトレ
今日は、楽譜には、ただ記譜法として・(点)だけが書かれているスタッカート記号を、
・どのように解釈して
・どのような奏法で
演奏したらよいか、カイザーを題材に議論しました
↑現在、絶版になってしまった山岡先生のカイザー、第二ヴァイオリンとピアノ伴奏もついていて、解説も詳しくて、バイブルとして読んでいます
テンポによっても、作曲された時代によっても弾き方を変える
奥が深いスタッカート問題
とても面白かったです
さて、ピアノでも、昔はスタッカートは「短く切る」と思っていましたが、いえいえ、ヴァイオリンと同じように
多彩な音色が出るんです
・軽く
・はねる
・ひっかく
・パッと消える
・泡のように消える
まだまだ、どんな表現があるかしら
色んな音色を楽しめる生徒が育ってくれるといいなあ
今日はその後、モーツアルトの時代のヴァイオリンが届きました
多彩な音色をさらに可能にしてくれる楽器、一緒に歩めるのがとても楽しみです
また、今日は体験レッスン後に、即ご入会ありがとうございます
現在、空き枠が月曜日の一部の時間のみとなります。