「ピアノ習ってます」は武器になる?
音楽の友社から今月出版の、大内孝夫さん著
『AI時代最強の子育て戦略 「ピアノ習ってます」は 武器になる』
話題の著ということで、読んでみました。
確かに、子育て世代のお母様たちには、とても分かりやすく書かれていて、共感することが多々ありました。
☆科学技術や便利グッズの発達により、不器用になった手先ですが、指先でピアノを弾くことにより、脳細胞が増える
☆これからの時代に役立つ「非認知能力」が育つ
☆楽器演奏は、これからのAI時代を乗り切るのに重要なファクターである「読解力」を高める
などなど…
そういえば、大学時代は、ご近所の「東大ピアノの会」のレベルの高さに驚いていました
楽器を習うことにより、脳に良い影響を与えるということは広く知られていると思いますが、この本ではピティナピアノコンクールでの優秀者を中心に、具体例が分かりやすく書かれています
そして、ピアノは他の楽器に比べて音符の数が圧倒的に多く、情報処理能力、同時に多数の声部を聴く力が必要になってくると書かれています。
ピアノの難しさは確かにそこにもあると思いますが、幼児さんの場合、楽器の難しさで考えると、指先でミリ単位の音程を作り、左手と右手がまったく違う動きをするヴァイオリンの方が、習得するには難しいのでは、と最近よく思います
ですから、「ピアノのみならず、ヴァイオリン習ってますは武器になる(笑)」
急増している認知症予防にも、楽器演奏は効果があると言われていますので、人生100年時代には本当に武器になりますね
指先が発達途上なのに加え、色々なことを同時に並行して行うのが難しい幼児さんの日々のおけいこに、工夫して付き添う親御さんに、心からエールを送ります
忙しい現代っ子ですが、音楽を奏でて色々な情景を空想したり、想像をふくらませて空想の世界にふけることによって、脳が健全に育っていき、他者の気持ちもくみとっていけるのではないかなあ、と思いますので、楽器を習っている子供さんたち、ぜひ楽しく続けてほしいです
今日は、イクウェル♪ドレミコース♪在籍の、千葉県房総半島ご出身のお母様から、冨浦のびわを頂戴しました
とっても大きくてジューシー
懐かしの故郷を思い出しながらいただきました。
ありがとうございます。