先日の「高額弓体験」に引き続き、先週末にはリッツカールトン大阪で、東京ヴァイオリンさんの創業40周年企画「トランクショー」があり、
なんとストラディバリウスを3挺も試奏できるというので、娘と一緒に行ってまいりました。
上の写真左はマリーアントワネットの専属ヴァイオリニストで、現在でも作曲された学生コンチェルトは教材にのっていてよく弾かれる、ヴィオッティが所有していたストラディバリウス、「サン・ロレンツオ」
横板には刻印があります。
写真右は、ヴァイオリニストで作曲家兼指揮者でもあるイザイが、奥様のために購入したというストラディバリウス。
小ぶりで女性には弾きやすく、でも音は芳醇で艶やか。
愛妻家なのだろうか…と妄想がふくらみます。
流石のストラディバリウス、倍音の響きが豊かなので、音がなめらかにつながっていき、自分が上手になった錯覚がします。
こちらは、モダン・イタリアンを代表するプレッセンダとロッカ。
将来性を感じさせる、素敵な響き。
ヴィヨーム、ガダニーニ、ガリアーノ、ファニョーラといった銘器も次々に弾かせていただき…
やはり、ヴィヨームにはフランス音楽が合います!
せっかくなので、試奏風景を少し…
20年前に聞いた値段帯とは比べものにならないくらいの高騰ぶりでびっくりしましたが、素敵な音色にうっとり…
そして、楽に音を出せるので、またまた楽器から弾き方を教えてもらったようで、この感覚、生徒達にうまく伝えていきたいです。